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加齢・エイジングが原因⁉髪がパサつく・うねる・チリつく・白髪・抜け毛・・・加齢・エイジング対策の方法を徹底解説【千歳烏山】

2021.09.30

皆さんこんにちは♪

髪の毛がパサつく、チリチリになった、うねり始めた・・・。

このようなことでお悩みになる方も多いのではないのでしょうか?

実はこの髪の変化、白髪や抜け毛と同じ「加齢・エイジング」が原因かもしれません。

今回はこのようなお悩みの方向けの内容になっております。

・髪がパサつく、チリつく
・髪にツヤが無くなった
・クセ毛になった
・白髪が増えた
・抜け毛が増えた
・頭皮が硬い
・髪質が変わった、頭皮に変化を感じた
・将来が心配
・髪の悩みが変わってきた

30~40代になると、外部刺激(紫外線・パーマ・カラー・アイロンなど)に加え、「加齢・エイジング」が原因で髪のトラブルが起こることが増えてきます。

そのため、30歳を過ぎると、今までされてきたヘアケアでは対応出来なくなってくることが多いです。

「ツヤがなくなる」「パサつき」「クセ毛」といった現象も、髪・頭皮の「加齢・エイジング」のひとつです

これから生えてくる目に見えづらい「髪の土台となる頭皮ケア」もすることが大切になります。

ここからは加齢・エイジングによるお悩みの紹介、それぞれの原因、対処法をご案内していきます。

【世代別の加齢・エイジングによる髪・頭皮のお悩み】

10代~20代

「ヘアカラーの退色が早い」「髪が傷んでいる」「パサつく」「量が多い」「広がる」といった悩みが上位。先天的な元々の髪質(クセ毛)や、ヘアケアをしないヘアカラーやパーマ・紫外線などのダメージなど外的要因・外部刺激が多いです。「髪が広がる」のも元々の毛量の多さや、クセによる先天的な原因が多いです。まだまだ加齢・エイジングのお悩みとは無縁の状況。

30代~40代

30~40代になると、外部刺激(紫外線・パーマ・カラー・アイロンなど)に加え、加齢・エイジングが原因で大人髪のトラブルが起こることが増えてきます。

20代の頃に比べ、髪を保湿してくれる「セラミド」が40代は20代の半分以下にまで減り、ツヤがなくパサつきやすくなってきます。

髪質の変化を多くの人が感じ、「白髪」悩みが圧倒的1位になります。

髪が痩せ細り始め、ボリュームが出づらくなります。若い頃の「広がる」悩みの原因が「先天的な毛量の多さ」から、加齢による「パサつき」「うねり始めたクセ毛」に原因が変化し、対処方を変えなければなりません。

うねり毛の割合が10-20代の頃より増え、白髪が目立ちカラーリング頻度が増加し始めます。

そのため、ダメージに加え、まとまりにくくパサつきやすい、若い頃よりツヤがない、と感じる悩みにつながっていると考えられます。

50代~

髪がより細くなり、ハリ・コシが無くなり、新しく生えてくる髪の本数が徐々に減少し始めます。

「抜け毛」「髪がぺちゃんとなる」「分け目が目立つ」「地肌が透ける」「量が少ない」などの悩みも順位が上がります。

さらに頭皮が硬くなって、血行が悪くなり髪のうねり(クセ毛)が出て来る方も・・・。

「白髪」量が増大するとともに、「ボリュームが出ない」「白髪で老けて見える」など、お悩みが深刻化します。

 

皆様のお悩みを把握・確認・共有出来たところで、ここからは<5つの原因編>です

加齢・エイジングによる髪のトラブル・髪のパサつき・チリつき・うねりの5つの原因

複数の理由や原因がありますが、共通の理由の一つが「加齢・エイジング」です

紫外線アフターケアでこんなに変わる

1【パサつきの原因】

複数の原因がありますが、大まかに言うと、髪に潤いがなくなってしまうことにより起こります。

乾燥したワカメはパサパサのパキパキの水分を欲している状態ですが、水分を与えると柔らかく、ツヤツヤな状態になりますよね?

髪の毛の中には親水性のタンパク質と、疎水性のタンパク質があり、加齢とともに水に馴染みにくいタンパク質のみが増加します。

その結果、髪の水分保持力が下がり、パサつきます。

だからと言って、水分や栄養を大量に入れればいいわけではありません。どんなに多くの水分を入れてもそれを「保持、保ち続ける事」

が出来なければすぐに蒸発してしまいます。

髪の中の成分「セラミド」は、髪の表面にあるうろこ状の膜「キューティクル」を一枚一枚くっつけ強固にし、髪を外部の刺激から守り、内部の栄養を逃がさない「バリア」のような働きがあります。

「キューティクル」が強固な髪は、中の栄養・水分が逃げることなく、保持力・保湿力の高い髪といえます。

ですので、健康的で艶々な髪にするためには、タンパク質が重要であり、髪をダメージから守るキューティクルを強固にするためにはセラミドが有効なのです。

ですので髪の内部と外部の両方にケアをしてくれるトリートメントが必要なのです。

髪に潤いを与えているのは、頭皮から分泌される皮脂も関係します。しかし、皮脂の分泌量は年齢とともに減ってしまうため、衰えた肌は新陳代謝が低下して血行が悪くなり、毛穴に充分な栄養を届かせにくくなります。

すると、髪が伸びづらく切れたりして成長しなかったり、やせ細りハリやコシが出なかったり、乾燥してパサついたりするのです。

例として、手のひらは「手が汗ばむ」というように常に皮脂が出ています。この部分は常に保湿されているため、手の甲より切り傷などが回復しやすいですよね?

ということは保湿されて、血行の良い頭皮はターンオーバーも促進され、健康的で若々しい頭皮=健康的な髪が生えてくるのです。

2【ツヤがなくなる原因】

年齢と共に髪の保湿成分とクセが強くなることが関係しています。

髪のツヤは、髪に当たった光がキューティクルの表面で反射することで見ることができます。

このキューティクルがダメージにより剝がれたり、加齢と共に少なくなってくるとツヤが無くなってきます。

クセ毛に関しては先述しましたが、髪の毛の中には親水性のタンパク質と、疎水性のタンパク質があり、加齢とともに水になじみにくいたんぱく質が増加。

その結果、髪の内部の均衡なバランスが崩れ、うねりが起こります。

うねりのある髪は光を乱反射してしまい、ツヤのない髪に見えてしまうのです。

 

3【生えてきた髪にクセが出てくる原因】

加齢・エイジングによるクセ毛の原因は、皮膚のたるみからの毛穴のゆがみ、髪内部のタンパク質のバランスの崩れ、ホルモンバランスなど複合的です。

解説の前にまず予備知識として

<クセ毛の原因、直毛との違い>

くせ毛の方は頭皮の中にある毛根・毛球部分が曲がっています(”いびつ”や”ゆがみ”とも表現されます)。

頭皮の中で曲がっていると生えてくる毛髪もそれに合わせて曲がって生えてきます。

それと髪の中の親水性と疎水性のタンパク質のバランスが均一ではないため、偏りうねりが生まれます。

ものすごく簡単に言えばこれがくせ毛の原因です。


【加齢・エイジングによって肌がたるみ「毛穴のゆがみ」が出来、クセ毛になる】

人間年齢を重ねると、肌は衰えてシワやたるみが出来ます。

それと同じで、頭皮も肌なので衰えます。頭皮は筋肉がなく、しかも顔と繋がっている一枚皮です。

衰えた肌は新陳代謝が低下して血行が悪くなり、頭皮がたるんで毛穴がゆがむことで、丸い毛穴が押しつぶされ、楕円のような形になり、生えてきた髪がうねったりくせ毛になったりすることもあります。


では、加齢・エイジングとともに毛穴が「ゆがむ」とはどういうことか?


下の図は直頭皮と髪の毛の状態の変化です。

 

加齢・エイジングにより頭皮に皮脂や水分が無くなってきます。

 

そうすると乾いた大地のように地盤沈下が起きます。

 

上の図は、加齢・エイジングにより頭皮の弾力がなくなり厚みも減少し、頭皮自体がつぶれた状態です。

そうすると毛根部も同じように潰されるのでクセ毛のような毛髪が生えてきます。

さらに沈下したことにより、血管やリンパの流れも滞り、髪に栄養の補給が出来ません。

加齢・エイジングによる頭皮の弾力不足などによって縮れを助長させることもあります。


皮膚のたるみが集まる耳上や襟足などを中心に、急にくせやうねりが強く出る場合も…。

特に頭皮の弾力がない人や皮膚が薄い人は、毛穴も歪みやすいので注意が必要です。

このような症状が「加齢・エイジングによる毛穴(毛根)のゆがみ」です。

4【白髪の原因】

髪の内部(毛根・毛球)のメラニン量の減少、白髪の原因です。

日本人の多くは30歳を過ぎた頃から多くの人が抜け毛・白髪の発生を感じ始め、55歳で髪の毛の約半分が白髪になる人が多いです。

太く長い毛から白髪になりやすく、まず側頭部に発生する場合が多いです。白髪の発生は「毛髪自体は作られているのに、その内部成分であるメラニン色素が作られない」というエラーによって起こります。

白髪が普通の黒髪に比べてパサつきやすいのは、メラニン色素の量に影響されています。

以下の数値は健康な髪の成分構成を表しております。

・タンパク質 80%
・水分 12%
・CMC脂質 3.5%
・メラニン色素 4.5%

髪の色素であるメラニン色素が4.5%ほど占めているのがわかります。

白髪になるとこのメラニン色素が生成されないので、毛髪内部には最初から4.5%の隙間があることになります。

隙間があるので毛髪内部成分が均一にならずに、一ヶ所に寄ってしまったり、バランスが崩れ、うねりの原因になったりします。

さらに空洞化は髪の栄養不足となり、髪がガリガリにやせ細り、パサつき、艶もなくなってきます。

ということはメラニン色素の無い髪は毛髪内部にさらに空洞があるので、洗髪時に空洞に入り込んだ不必要な水分が蒸発するときに、一緒に毛髪内部の必要な保湿成分も一緒に吸収して蒸発してしまいます。

結果的にパサパサのカラッカラのチリチリの毛髪になります。

*白髪を見つけた時、力任せに髪を抜いてしまうのはNG!!

白髪を抜いてしまうと、頭皮の中で髪を保護している「毛包」という根本部分に傷がつき、次回以降に生えてくる髪にうねりが出てしまう場合があります。

さらに通常一つの毛穴から2・3本の髪の毛が生えています。そのうちの1本を抜いてしまうと、余分なスペースが毛穴に出来てしまい、残りの髪の毛もスルッと抜けてしまいます。抜け毛の原因になります。

もし白髪を見つけても、力任せに抜かないよ うにしましょう。


5【紫外線による影響・活性酸素の発生】

「加齢・エイジング」系の話題でよく出て来る「活性酸素」。

これは体内に取り込まれた酸素(大気中約20%)が主にミトコンドリアなどの酵素反応によって発生する化合物です。

よく『体を錆びさせる』として悪者扱いを受けることが多い活性酸素ですが、実は体内に侵入したバクテリアを撃退するなど、体を守る役目も果たしています。

生命活動をするうえで発生する活性酸素は取込んだ酸素のわずか数%といわれ、通常であれば問題なく処理される物質です。

しかし喫煙や紫外線などの様々なストレスにより増加すると、細胞を酸化させその機能を低下させてしまいます。

紫外線により頭皮内で増えた活性酸素は、周囲の毛母細胞も酸化(老化)させて正常な代謝や機能を衰えさせます。

細胞の破壊も引き起こすために 健やかな髪を生み出す力を奪うことになります。

髪の毛に覆われている頭皮も、やはり紫外線の影響を免れることはありません。

紫外線が当たり続けることで頭皮の深く、真皮層のタンパク質が酸化・破壊され、正常なターンオーバー(新陳代謝)が出来なくなってしまいます。

新陳代謝がなされない頭皮は、どんどん古く、硬く、乾燥しがちになり、やがて代謝異常や血行不良を引き起こします。

全身と同じように、毛乳頭の毛細血管の血流が滞るとメラノサイトへの栄養が充分に行渡らず、メラニン色素が作られないエラー(透明=白髪)のまま発毛されてしまうのです。

また紫外線が当たることのストレスは活性酸素を発生させ、メラニン色素を作り出すのに必要な酵素(チロシナーゼ)やメラノサイトへダメージを与えたりします。

これも白髪が発生しやすくなる大きな要因の1つです。

毛母細胞の機能低下は薄毛の原因にも繋がります。

メラノサイト同様、毛母細胞も栄養不足になると正常に機能できません。

先述した紫外線によって白髪が増えるメカニズムと同じように、血行不良や活性酸素によって真皮層のコラーゲン繊維(タンパク質)が破壊され毛母細胞の働きが鈍くなると、強くしなやかな髪を生み出すことが困難になっていきます。

放っておくと徐々に髪の毛が細く・弱くなり、気付いたら頭皮が髪から透けて見えるような薄毛に…ということも決して珍しくありません。

ここまでは原因編。ここから対策・解決編です。

1【ホームケア・紫外線対策】

紫外線対策に有効なのが、帽子やスプレータイプの日焼け止めです。

紫外線の強い5月~8月までは必須ですし、他の季節も紫外線は降り注いでいるので、年中無休で紫外線対策は必要です。

スプレータイプならお出かけ前に一吹きですし、面倒な重ね塗りもスプレーなので簡単です。紫外線予防効果のあるヘアオイルなども有効です。

【ちなみに帽子の被り過ぎは大丈夫??】

ということを心配される方も多いと思いますが、基本的にこの3つを守って下さい

・長時間被り続けない。→1時間に1度は脱ぎ、頭皮を換気・乾燥させる。汗と湿度で雑菌が湧き・臭いや炎症、かゆくなるリスクが。

・サイズの合っていないキツイ帽子はNG→圧迫して血行不良になります。髪も擦れてダメージの原因に。

・被り終わった帽子は雑菌の塊。→脱いだら洗濯や消臭・除菌スプレー、天日干しなどのケアをしましょう。

 

2【今のあなたの髪と頭皮のお悩みに合ったシャンプーとトリートメントを選ぶ】


「今の自分の髪や頭皮」に今お使いのシャンプーやトリートメントは合っていますか?

間違ったケアのせいでより悪化させてしまう事も・・・。

頭皮をケアする方法としては、肌に優しい低刺激のシャンプーを使って清潔に保つ、保湿する、頭皮マッサージを行って血行を良くするなどが挙げられるでしょう。


シャンプーを選ぶ際に基本的な事として

  • 洗浄力が強すぎないもの→石油系・高級アルコール系はNG
  • 保湿力の高いアミノ酸が入っているもの→優しく洗いケアしてくれる。


がオススメです!

Q【石油系・高級アルコール系シャンプー何故NGなのか?】


A  洗浄力が強すぎて、髪や頭皮のの必要な油分まで奪い、髪や頭皮が乾燥し、髪が痛み、広がりやすく、パサついたり、逆に皮脂が過剰に出たり、フケや湿疹など頭皮ケアにも悪影響が出ます。

シャンプーの容器裏面の内容成分表示欄に「ラウリル硫酸Na、ラウレス塩酸アンモニウム、ラウリル硫酸塩、などと記載されているシャンプーは「石油系シャンプー」と分類されます。

また「高級アルコール系界面活性剤」とも呼ばれますが、「石油系=高級アルコール系」です。

ちなみに、高級というのは「高価」なわけではなく「分子が大きい」という意味です。

市販のシャンプーはほとんどコレです。

・メリット 低価格で泡立ちがいい
・デメリット 洗浄力が強すぎて、髪の必要な油分まで奪ってしまい、髪が乾燥したり、痛みやすかったり、広がりやすくなったり、とパサパサの原因になります。


頭皮の必要な油分も奪ってしまうので、カサカサになったり、逆に皮脂が過剰に出てしまったり、頭皮ケアにも悪影響です。
なのでアトピーやお肌が弱い・敏感な方にもオススメしません。

Q【アミノ酸系シャンプーが何故良いのか?】


A  人の髪と同じ成分(アミノ酸)で出来ている、とても優しい成分で作られています。

人の髪はアミノ酸(タンパク質)で出来ています。

しかし、日ごろの髪へのダメージや加齢によりこのアミノ酸が流出していきます。

ここにアミノ酸を補給してくれるのがアミノ酸系シャンプーです。

そして洗浄力も強すぎず、正しい使い方をすれば頭皮に必要な皮脂は残してくれます。
ですのでお肌が弱い方やアレルギーの方でも安心してお使いいただけます。

Q アミノ酸系のシャンプーはどこで買えるの?ネット?ドラッグストア??

A  アミノ酸系は美容室専売が多いです。

・メリット

  1. 髪へのアミノ酸の栄浪補給 
  2. 洗浄力も強すぎないので、髪や頭皮に優しい 
  3. お肌が弱い・敏感肌の方も安心 
  4. 自分に合ったシャンプーをプロに選んでもらえる

・デメリット 

  1. 石油系シャンプーに比べると、値段がやや高い

美容室専売のシャンプー=値段が高い、というイメージの方も多いと思いますが、理由はこれです。

アミノ酸系シャンプーは原材料が高い為、コストは石油系に比べたらかかります。

しかし「髪や頭皮を優しく洗い、頭皮や髪を綺麗にし、誰でも安心して使える。」

しかも「今のご自身に合うシャンプーを髪のプロに選んでもらえる」という付加価値は、かなり魅力的ではありませんか?

毎日使うものだからこそ良いものを使っていただきたいのです。

ご自身に合うシャンプーがわからなければ、信頼のおける美容師さんに聞いてみることが一番だと思います。

 

ホームケア3【洗い方も重要です!】

Q意外とシャンプーの正しい洗い方知らないんですけど・・・。


A  適量のシャンプーをしっかり泡立て、爪を立てず、頭皮を優しくもみ洗い、しっかり流す事です。

頭を洗う前にロングや髪がもつれたり、絡まる方はブラッシングがオススメです。
根元から毛先は向かって通してあげると、シャンプー中に絡まりにくくなりますよ。

そしてまず、シャワーでしっかり髪をお流してください。
時間にしたら約1分。
実はこれだけで多くの汚れが落ちます。

シャンプーの泡立て方も、水+空気+シャンプーの比率が大切なので一度手に出し、少し泡立ててから、頭皮につけると良いでしょう。

Q余分な毛先まで巻き込んでガシガシ洗っていませんか?


A 毛先まで巻き込んでガシガシ洗うと、毛先の絡まりやもつれ、切れ毛の原因になりますので、基本は頭皮を優しくもみ洗い、マッサージするように洗い、頭皮から流れた泡で毛先の汚れを落とすイメージが良いかと思います。

Q爪を立てて洗っていませんか?

A 爪を立てて洗うと頭皮に引っかき傷をつけてしまうかもしれません。ですので、指の腹で優しく洗ってあげて下さい。

自分でするシャンプー=ヘッドマッサージで頭皮の血行を促進させる、というイメージの方がいいかもしれませんね。

そうすれば髪や頭皮に優しい、パサパサ髪を改善に繋がるシャンプーが出来ると思います。

 

ホームケア3【コンディショナーではなくトリートメントを】

Qリンス・コンディショナー・トリートメントの違いは???

A トリートメントは髪の内部を補修したり、栄養成分が豊富に入っています。しかしリンス・コンディショナーはあくまでコーティング剤のようなものです。

リンス・・・表面を保護、コーティングする。

コンディショナー・・・表面を保護、コーティングし、少しだけ髪の内部にも浸透。

トリートメント・・・髪の内部から補修、栄養を与える。

おおまかに分けるとこのような違いになります。

髪の表面でとどまるのか、髪の内部にも浸透していくかの違いになります。

ですので市販などでリンス・コンディショナーはほぼ同じだと認識しても間違いではないと思います。

ですので、まずはトリートメントを選ぶところから始めると良いと思います。

Qどのトリートメントが私に合っているのか、わからない!

A 自分の髪質を見極めて、理想の髪質を目指すために必要なトリートメントを「美容師さんに選んでもらう。」

皆さんはご自身の髪質を<柔らかい・普通・硬い>判断できますか?

他の人の髪や頭皮を触って、ご自身と比較したりする機会はなかなか無いと思います。

ですのでご自身が求める理想の美髪や髪型を実現できるトリートメントを自ら見つけ判断し、正しい用法・容量で使い続けることは難しいと思います。

ですのでここで美容師さんの力が必要です。

アシスタントの頃から多くのお客様の髪に触れ、きちんと経験を踏んでいる美容師さんならば、正しく髪質を見極め、かつ、あなたのライフスタイルに合うヘアケア方法をご提案してくれると思いますよ。

やはり、一日で美髪にはなりません。

毎日続けて頂くことで効果は表れ、美髪になり持続していくと思います。

毎日トリートメントがするのが大変な方は、週に一回の集中ケアのトリートメントにしたり、お風呂場でトリートメントの放置時間を置くのが苦手な方は「放置時間0秒」のトリートメントをご提案させて頂きます。

その方その方に合わせたホームケアをご提案させて頂きます。

ホームケア4【ドライヤーのかけ方を見直す】

Q髪を乾かすのが大変・面倒!乾かすのもっと簡単にならない?


A 【タオルドライがすごく重要!】【髪の状態が良ければ乾くのが早い!】【簡単5ステップ】

せっかくヘアケアしようとして毎日のドライヤーしていても、乾かし過ぎて髪がパサパサになっていくのは避けたい!
乾くまで時間かかるし面倒!!
そこで、髪を早く・効率よく乾かす効率のいい乾かし方のポイントはこちら↓


1 タオルで根元付近の水分をしっかりとります
乱暴に強くゴシゴシ拭くのはNGです。あくまで優しく、濡れている髪は痛みやすい裸の状態。
タオル越しに頭皮を揉む、マッサージするような感じで優しく水分をとって下さい。

ここをしっかりしてあげると、ドライヤーの時間が5分~10分は変わりますよ!


その後は毛先も同様に優しくタオルで挟むように水分をとります。

2 ここで洗い流さないトリートメントオイルをつけましょう。

オイルやクリームタイプなど、様々なものがありますが、この後どういう髪型にするのか?で使い分けましょう。

就寝前でしたら、寝ぐせのつかないようなナイトケアシリーズがいいですし、コテでカールをつけたりストレートアイロンなどの高温処理するのであれば、熱から髪を守ってくれるタイプのオイルなどが良いです。

使用量は実際に髪を診てみないとハッキリとは言えませんが、髪につけた後は櫛でコームスルー、梳かしてあげるとムラなくついてくれますよ。

3 あまり近くからドライヤーの風をあてない!
頭皮も熱いし、髪や頭皮への乾燥にも繋がります。ドライヤーを持った腕を伸ばし、手首を振るようにドライヤーの風を前後左右様々な方向から当ててあげて下さい。

こうすると根元の生え癖を馴染ませる事が出来、自然なボリュームが出ます。さらに根元の生え癖を修正すると毛先もまとまりやすくなってきます。

4 前髪→根本を最初に乾かします。
前髪は弱風で、最初に。
「髪型はその人の印象の7割、前髪はさらにそのうちの7割を決める」と言われています。
特に前髪や生え際は生え癖やクセの出やすいポイントで、乾いた後では修正しづらい箇所なので、最優先に乾かしたいところです。

ドライヤーを右・左などあらゆる方向から風を当て、分かれやすい生え癖や、流す方向などここで決めてしまいましょう。

5 根本→毛先と乾かしたら最後の仕上げは冷風モードを使いましょう。
全体の根元が乾いてきたら、根元付近の髪を指で挟み、ドライヤーとセットで挟んだ髪を伸ばすように、毛先まで軽く引っ張ってあげて下さい。

「髪は熱を与えるとクセや形がつき、冷えると固まる」という習性があるので、最後は髪の余熱が冷めるくらいまで、ドライヤーを上から弱風で冷ますと、髪の表面のキューティクルが収まり、パサつきがおさまり、艶がでますよ!

ちなみに自然乾燥は髪に含まれる水分が逃げてしまうのでNGです!

キューティクルも締まらないのでツヤもまとまりも出ません。

ドライヤーは必須です。

さらにドライヤーで乾かさないと、根元に菌が繁殖して、臭いの原因にもなります。

あと髪がボロボロの状態よりも、健康的な栄養が詰まっている状態の方がドライヤー乾く時間が短くなりますよ♪

恐れ多くも乾かし方動画も作成してみました。

ご参考になれば幸いです。

ドライヤーの乾かし方前編↓

https://youtube.com/shorts/_dSbim3hEL4?feature=share

ドライヤーの乾かし方後編↓

https://youtube.com/shorts/1L8koGu06o8?feature=share

 

このようなホームケアを気をつけも全然ダメ、出来ない、改善されない、という方は是非この後のプロのサロンケアに頼って下さい。

それでは続いてサロンケア編です!

加齢・エイジングによる髪のパサパサを髪質改善する「サロンケア4つの方法」

サロンケアで改善1:アンチエイジング効果抜群!血行促進&極上のリラックス出来るヘッドスパ


ヘッドスパはリフレッシュ&リラックス出来ますし、エイジングケア改善には必須です。

先述もしましたが、頭皮の乾燥や加齢・エイジングからくるリンパ・血行不良によって頭皮が硬くなり綺麗な髪が伸びづらくなります。

頭皮のリンパや血行を促進してあげる事で、白髪・抜け毛・パサパサ髪の予防だけでなく、頭皮やお顔のたるみを食い止める効果があります。

結果、加齢・エイジングよって変化する髪のパサつき、髪のうねりや乾燥、ハリコシ、ツヤまでにも効果があり、頭皮の血行を良くするヘッドスパはパサパサ髪の改善・頭皮ケアにはとても効果的なのです。

頻度は【月に一回】がオススメです。

現代人はスマホにネット、目・耳・頭と、多くの情報に支配され、肉体的。精神的にストレス過多といわれています。

縄文人の頃から、そこまで姿カタチが変わっていない人間には限界が来ています。

ですのでヘッドスパでリラックス&リフレッシュしつつ、育毛ケアもしてしまいましょう。

サロンケアで改善2:お悩み別に調合するテーラーメイドカクテルトリートメント


どんなに痛まないといわれているヘアカラーやパーマも薬剤による髪への影響はゼロではありません。

10年前に比べたら、良い薬剤が出てきましたが、少なからずダメージを感じやすい方もいらっしゃるかと思います。

髪のダメージやキューティクルの剥がれは、トリートメントでケアせずに放置してしまうと髪から栄養が流出しやすく、髪の毛がパサパサになりやすくなってしまうので、トリートメントによるヘアケアは確実に必要である、と思ってください。

その頻度は、サロントリートメントも【月に一回】。

さらに美髪を維持するためにはあなたの髪に合った【専用ホームケアトリートメントは毎日】です。

何故かというと、ホームケアの本来の目的は

「美容室で美髪になったヘアスタイルを長く扱いやすくするため」ご自宅での毎日のホームケアトリートメントをして頂くのが一番効果的です。

よくあることなのですが、ご自宅では毎日、リンスやコンディショナーして、美容室に行く時だけカラーとトリートメントをするという方がいらっしゃいます。

悪いことではありません。

トリートメントの重要性に気づいて頂けているだけ意識も感心も高いと思われます。

これだけでも良い方もいらっしゃいます。

しかし、加齢・エイジングと共にそれだけでは補えなくなってくる方も増えてきます。

毎日お顔のメイクを落とした後、化粧水やクリームでしっかりケアされますよね?

ヘアカラーを頻繁にされていて髪の毛がパサパサしやすい方、くせ毛でツヤが出づらい方、元々パサパサしやすい方であれば、ご自宅ではリンスやコンディショナーよりも、ホームケアで「トリートメント」をしてあげてください。

リンスやコンディショナーは髪を包むコーティングのような役割なので、カラーやパーマの薬剤の影響で失った水分や栄養素を入れる効果はありません。
まとまりや扱いやすさ、パサパサ防止の髪の毛本来のツヤなどは、トリートメントで髪の毛の中身のに栄養を補給してあげる方が髪の毛のパサつき・チリつきの改善につながります。

実際にサロンケアと日々のホームケアを数カ月行うと、見違える程に髪の状態は良くなっていくと思います。

 

実例として下記のモニターレポートブログをご覧下さい。

加齢・エイジング、クセ毛・ダメージヘアでお悩みの50代の方が

定期的なヘアケアとサロンケアを6ヵ月継続して頂きました。

実際にどれだけ変わったのか?

その軌跡を1か月ごとにレポートした記事です。

6ヵ月の髪質改善の結果レポート「50代女性S様の事例」

→0回目「50代女性モニター様の抱える髪の悩みは!?」New髪質改善トリートメント施術前モニターレポート/東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS (hair-axcis.net)

→1回目「パサつき髪の広がりチリチリ毛の50代女性S様」New縮毛矯正 with 髪質改善トリートメント【第1回(1か月目)/初回施術モニターレポート】東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

→2回目「パサつき髪の広がりチリチリ毛でお悩みの50代女性S様」New髪質改善トリートメント&オイルカラーで劇的チェンジ【第2回(2ヵ月目)施術モニターレポート】東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

→3回目「パサつき髪の広がりチリチリ毛でお悩みの50代女性S様」New髪質改善トリートメント&カラー&カットで可愛くなる!【第3回(3ヵ月目)施術モニターレポート】東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

→4回目「パサつき髪の広がりチリチリ毛でお悩みの50代女性S様」New髪質改善トリートメント回を重ねるたびに美髪に!【第4回(4ヵ月目)施術モニターレポート】東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

→5回目「パサつき髪の広がりチリチリ毛でお悩みの50代女性S様」New髪質改善トリートメント回を重ねるたびに美髪に!【第5回(5ヵ月目)施術モニターレポート】東京世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

→6回目【髪質改善モニター全6回・6ヵ月目の最終回】パサつき髪の広がり、チリチリ毛でお悩みの50代女性S様がどこまで変わったのか!?東京都世田谷区(千歳烏山)HAIR AXCIS

 

サロンケアで改善3:パサパサ髪に見えない、ツヤツヤのヘアカラーの色や施術後のアフターケア


パサパサ髪に見えづらい、ツヤ髪に見えるヘアカラーは、暖色系(ブラウン、レッド、ピンクなど)か暗めの色(ブルージュやネイビーアッシュ、ボルドーパープル、など)がオススメです。

明るい髪や退色した黄色やオレンジのような髪色の方がパサパサに見えやすいので、ヘアカラーは暗いとツヤが出やすく、パサパサに見えづらいです。

そして髪のトリートメント&ヘッドスパは必須です!

このケアをしてあげる事で、より長い期間ヘアカラーが褪色しづらく、パサパサが目立たない、まとまりが良くなりますよ。

あとは先述した↑ご自宅でのホームケア+ヘアカラー後は2、3日は頭を洗う際、流す際は気持ち2〜3℃下げて、ぬるめで流すとヘアカラーの褪色を防げますよ。

Q【その後、一度根元から毛先まで暗めに染めた髪が、1、2か月過ぎて根元の髪が伸びてきた時どうするか?】


A→伸びてきた髪が2、3センチまでの間に、リタッチ(新しく生えてきた一度も染めていない部分だけを染める技術)で染めてもらいましょう。そしてトリートメント+ヘッドスパ!
これだけであなたの毛先の髪は過度のヘアカラーのケミカルダメージから守られますが、ずっとリタッチだけしていればパサパサ髪やダメージ毛は綺麗になるのか?と言うと、そうではありません。

リタッチだけを繰り返していると、毛先は日々のシャンプーや熱や摩擦で色素も栄養も抜け、髪の毛の中がスカスカ・見た目もパサパサ・重さが無くなり、軽くなり広がりやすくなってしまいます。
見た目だけでなく、軽くなりすぎてフワフワ・パサパサ髪は、ヘアスタイルもまとまりづらくなってしまいます。

ですので、リタッチをされる時も、毛先へのトリートメント・頭皮ケアのヘッドスパは必須です。

しっかり毛先に栄養を入れて、適度な重さを出し、ツヤやかでまとまりのある美髪を維持していきましょう。

サロンケアで改善4:縮毛矯正でパサパサ髪を改善


毛量が多くて膨らんでいたり、ダメージ過多によるパサパサにお悩みの方は、髪質改善トリートメントやホームケアを変えるだけでも対応できる方も多いと思います。

それでもうねり・クセ毛・パサパサ髪が改善されない方は、一度縮毛矯正されるのもおススメです!

縮毛矯正をする・しないの目安は、

  • チリチリ・パサパサのくせ毛
  • うねりのあるパサパサのくせ毛
  • ストレートスタイルが好き、したい!


という方は縮毛矯正されても良いと思います。

チリチリのくせ毛をどんなケアをしても、ツヤツヤの真っ直ぐに見せることは難しいです。
それならば縮毛矯正でストレートスタイルにしてしまったほうが、パサパサ髪からツヤツヤのサラサラ髪になり、綺麗になりますよ。


ただし、その後はトリートメントのアフターケアが必須です!
縮毛矯正はサラサラ髪にもなりますが、使うお薬はどの美容室でも取り扱う薬品の中で一番髪にダメージを与える可能性のあるお薬です。

さらにアイロン操作を間違うと、髪への過度の熱ダメージを与えるなど、リスクも大きいです。美容師さんに求められる技術レベルや経験値も多い方の方がいいです。

ですので、お店や美容師さん選びはしっかりされた方がいいと思います。

選ぶお店の目安は、

  • お店や美容師さんがHPやSNSでくせ毛や縮毛矯正の事例を出しているか。
  • お店や美容師さんがヘアケアも重要視しているか。

がポイントです!

一度縮毛矯正でクセを伸ばしても、ダメージケアをしないと毛先のダメージはその後も毛先のきしみや枝毛で困ります。

アフターケアやヘアケアのご提案や説明がしっかりされているお店がよろしいかと思います。

痛ませないよう、アフターのヘアケアも欠かさないようにして、パサパサ髪を改善し、ナチュラルストレートで綺麗な髪を維持していきましょう。

〜まとめ〜髪がパサつく、うねる・・・髪の変化を感じ改善されたい全ての女性へ

30代、40代、50代になり、

「今まで当たり前にツヤツヤの髪が当たり前で無くなってきた」

「いつも髪がパサパサ・・・気にしていなかった事を気にしないといけなくなってきた。」

「明らかに老けた、それは髪のせいかも・・・。」

時間による変化、加齢・エイジングは誰にでも平等にやってきます。

パサつく・うねる・白髪・抜け毛も同様です。

それに対して柔軟に対応していくのか?今までと変わらずに同じ事を繰り返していくだけなのか?

選択一つ、行動一つで今後のご自身が変わってきます。

この記事を読んでくださった貴方は少なくとも髪の変化を感じ、何かしらのアクションを起こしかけています。このままこの記事を読んで終わるのか?この後、行動して変わりつつあるご自身に対応し、未来の自分を変えるのか?

少なくともAXCIS には実績と経験があり、お悩みの貴方を全力でサポートさせて頂きます。

AXCISでは「髪を痛ませない」をモットーに、お客様のお悩みや理想のイメージをしっかりと共有・共感してから、改善策のご提案し、施術させて頂いております。
小顔リンパヘッドスパ・髪質改善トリートメントは特に力を入れておりますので、髪の毛のパサつき・チリつき・うねりなどにお悩みであれば是非一度ご相談ください。


貴方だけのホームケアの方法、使用量、スタイリングの方法なども的確にお伝えさせて頂きます。

その日その場限りの仕上がりの良し悪しだけではなく、生涯髪を任せて頂ける関係を目指し、精一杯サポートさせて頂きます。

綺麗な美髪へのお手伝いができたら幸いです。

長文を最後まで御覧頂き、誠にありがとうございました。